日本には昔から、旧暦の1日と15日にあずきご飯を食べる習慣がありました。
1日は月が膨らみだす新月、15日は丸くなった満月を祝って、お赤飯を炊いたそうです。月の満ち欠けを目安に月に2回あずきご飯を食べる、という習慣を伝えてきたのは、あずきの赤は生命のシンボルといえるほど生命を守る成分が豊富で、あずきを食べることにより、仕事の能率を高め、かつ疲れを残さないための、稲作を生業としてきた日本人の知恵といえます。
「毎月1日はあずきの日」とはこうした栄養豊富なあずきを食べて健康になってもらえたらとあずきの製品を多く扱う井村屋グループ株式会社が制定し、日本記念日協会より認定されました。
日付は毎月1日にあずきを食す習慣を広めたいとの願いからです。