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社長あいさつ

井村屋株式会社 代表取締役社長
岩本 康

いつも井村屋株式会社をお引き立ていただき誠に有難うございます。

2024年度から2026年度を期間とする新しい中期3か年計画がスタートしました。
その目線は少し先の2030年を見据えて、将来の井村屋があるべき姿を思い描き、それを実現するために、着実なステップを踏む期間としています。

あらゆる“もの”の価格が上昇しております。このような時だからこそ、今まで以上にお客様の視点で考えることを大切にし、お客様に価値を感じていただける商品を提供することがサステナブルな事業運営につながると考えております。

「肉まんあんまん」としてお馴染みの点心・デリ事業がスタートして今年で60周年を迎えます。和菓子屋として創業した当社が持つ「あずきを炊く技術」「あん(具材)を包む技術」に「冷凍する技術」が加わって誕生した事業です。お客様、お取引先様はじめ、ご支援いただいたすべての皆様に感謝を申し上げ、これからも永く愛される商品としてさらに進化させていきます。

創業127年の歴史の中で培ってきた伝統の技術と新しい技術を組み合わせれば、新たな価値を創造することができます。不易流行の考えを大切にし、今ある特色にさらに磨きをかけていきたいと思います。

また当社グループは「笑顔を未来へ ~imuraya challenge 2030~」をスローガンとして、SDGsの達成に向けた当社独自の取り組みを推進しています。例えば豆腐の製造工程で発生する「おから」や、カステラを成形する時にカットする「カステラの耳(端材)」などの副産物をアップサイクル(本来は捨てるはずの製品に新たな価値を与えて再生させること)するために、パートナー企業様との協業も始まっております。ゼロエミッション(廃棄物をゼロにする)の実現は食品産業に課せられた使命であり、当社ならではの取り組みを着実に進めてまいります。

来年2025年は大阪・関西万博の開催を控え、世界的な注目が日本に集まります。前回の1970年大阪万博を契機にファミリーレストランやファストフードなど外食チェーンが誕生するなど、流通業界における大きな変革が起こりました。当社は「和」の食文化を伝える企業として、変化の兆しを敏感にとらえてお客様にこれまでになかった価値をご提供できるよう努めてまいります。今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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