2018年11月13日お知らせ

平成30年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰を受賞

井村屋株式会社はこの度、平成30年度地球温暖化防止活動環境大臣表彰(対策活動実践・普及部門※)を受賞しましたことをお知らせ申し上げます。
こちらは環境省が平成10年度から地球温暖化対策を推進するための一環として、毎年12月に地球温暖化防止に顕著な功績のあった個人または団体を顕彰する制度となります。
弊社は1998年にグループ企業である井村屋フーズ株式会社(当時の井村屋製菓(株)調味料事業部)でISO14001の取得を皮切りに環境負荷低減の活動が経営に直結する課題であると同時に経済的な効果にもつながることを知り、様々な取り組みを全社活動として行なってきました。
その方針を当社では「EcologicalはEconomical」(エコロジカルはエコノミカル)と掲げ、CO2排出削減への活動を全社で推進しております。
2015年に導入しましたバイオマスボイラーでは、それまで主力の熱源であった天然ガスボイラーの代わりに木質チップを熱利用することにより、(1) CO2排出量削減(初年度約3,600t/年)(2) 燃料コストの低減 (3) エネルギーの安定化 の効果を生み出しております。
また、2016年には本社工場に複合冷凍施設「アイアイタワー」を設置しました。それまで本社工場で生産される冷凍商品を工場内の老朽化した冷凍倉庫と近隣の外部倉庫で一時保管をしていた課題に対して、従来の3倍以上の収容能力とアンモニア-CO2を冷媒とするノンフロン、高効率冷凍機や断熱性の高い外装を施すなどし、上述の外部保管委託輸送の減少と合わせてCO2排出440.9t/年の削減や冷凍保管品質の向上などにつながりました。
受賞を機に、今後も環境負荷低減の推進とともにサステナブルな社会の構築にむけてCSR経営を深化させてまいります。

※地球温暖化に資するライフスタイルの実践・普及活動、地域における効果的な節電に関する実践・普及活動、植林活動等、地球温暖化を防止する活動の実践・普及活動等継続的な取組(活動実績が概ね5年以上の継続性を有すること。または、過去の実績は短期間でも将来、持続的な発展が期待される活動であること。)に関する功績。