2014年9月1日新商品
2014年9月1日(月) 『ゴールド肉まん あんまん』新発売
~美味しさを求め続けた50年の集大成~
◇井村屋肉まん あんまん発売50周年記念商品◇
『ゴールド肉まん あんまん』
井村屋グループ株式会社(本社:三重県津市、代表取締役会長:浅田剛夫)は、今年、「井村屋 肉まん あんまん発売50周年」を迎えることを記念して新商品「ゴールド肉まん あんまん」を9月1日(月)から全国発売します。
商品概要
(1) スーパーの冷凍食品売場で販売される袋入商品
(1)-1 【(冷凍)2コ入ゴールド肉まん 】
≪特徴≫
- 熟成発酵及びシート状で成型した、もっちり感と風味のある生地。
- 豚肉は2種の異なるミンチ肉を使用し、食感とジューシー感を、タマネギはソテーオニオンと生タマネギを使用し、甘みとジューシー感のある具材に仕上がっています。
- えびペーストを隠し味として使用し、風味、旨味のある具材に。
- 電子レンジでおいしく召し上がって頂くため、生地の加水量を調整、またマンナンペーストを使用し、レンジ対応性を向上させています。
(1)-2 【(冷凍)2コ入ゴールドあんまん 】
≪特徴≫
- 2段階熟成発酵法による旨味、風味のあるもっちりした生地。
- シート成型機を使用することで手作り感のあるおいしい生地。
- 生地に酒粕を加えることで、旨味を増し、小麦臭もマスキング、あんと相性のよい仕上がりになっています。
- 風味の強いしゅまり小豆を使用、風味豊かな粒感が楽しめます。
- あんには白双糖を使用。甘さの後引きを抑え、より小豆の風味を感じることができます。
- 塩は久米島の海洋深層水から精製した珠美の塩を使用してあんの旨味を引き立てています。
(2) スーパーのチルド(要冷蔵)売場で販売される袋入商品
(2)-1 【(チルド)3個入ゴールド肉まん 】
≪特徴≫
- 熟成発酵及びシート状で成型した、もっちり感と風味のある生地。
- 豚肉は2種の異なるミンチ肉を使用し、食感とジューシー感を、タマネギはソテーオニオンと生タマネギを使用し、甘みとジューシー感のある具材に仕上がっています。
- えびペーストを隠し味として使用し、風味、旨味のある具材に。
- 電子レンジでおいしく召し上がって頂くため、生地の加水量を調整、またマンナンペーストを使用し、レンジ適正を向上させています。
(2)-2 【(チルド)3個入ゴールドあんまん 】
≪特徴≫
- 2段階熟成発酵法による旨味、風味のあるもっちりした生地。
- シート成型機を使用することで手作り感のあるおいしい生地。
- 生地に酒粕を加えることで、旨味を増し、小麦臭もマスキング、あんと相性のよい仕上がりになっています。
- 風味の強いしゅまり小豆を使用、風味豊かな粒感が楽しめます。
- あんには白双糖を使用。甘さの後引きを抑え、より小豆の風味を感じることができます。
- 塩は久米島の海洋深層水から精製した珠美の塩を使用してあんの旨味を引き立てています。
(3) コンビニエンスストアなどの店頭で蒸し上げて販売される商品
(3)-1 【(加温)ゴールド肉まん 】
≪特徴≫
- シート成型機を使用した生地製法により高級感あるもちもちとした生地に仕上げました。
- 肉は13mmミンチと5mmミンチ肉を併用することで、食感と結着感のある肉感。
- たまねぎはソテーオニオンと生たまねぎを使用することで甘みとジューシー感のある具材。
- 井村屋シーズニングオリジナル調味料「えびペースト」を使用した、風味、旨みのある具材。
(3)-2 【(加温)ゴールドあんまん 】
≪特徴≫
- 2段階熟成発酵法による旨味、風味のあるもっちりした生地。
- シート成型機を使用することで手作り感のあるおいしい生地。
- 生地に酒粕を加えることで、旨味をまし、小麦臭もマスキング、あんと相性のよい仕上がりになっています。
- 風味の強いしゅまり小豆を使用、風味豊かな粒感が楽しめます
- あんには白双糖を使用。甘さの後引きを抑え、より小豆の風味を感じることができます。
- 塩は久米島の海洋深層水から精製した珠美の塩を使用してあんの旨味を引き立てています。
ゴールドシリーズ 生地について
特徴
- 二段熟成発酵をとった「旨味・香り」に優れ「もっちりとヒキのある、ふっくら」とした食感が食欲をそそり、そのままでもおいしい生地です。レギュラー商品よりワンランク上の生地のおいしさを楽しんでいただける商品設計です。
- 独自配合と製法で一次・二次発酵でおいしくなる中種生地をつくりました。
- 中種生地を包あんできる「シート成形機」を導入し、手づくりに近いおいしい生地を実現しました。
製法/二段熟成発酵(一次発酵+二次発酵)
- 一次発酵
レギュラー肉まんではこの工程はありません。生地ミキシング後、独自の発酵条件で発酵させることで、旨味・香りの良い生地になります。また、発酵中に水と澱粉がなじむため、もっちりとした食感になります。
この生地を手作りのように傷めずに取り扱うことが最大のポイントになります。 - 二次発酵
包あん後の発酵工程で、最終商品のボリューム、食感、旨味、香りを決めます。
もっちりとヒキのある食感とふっくら感を両立するために独自の発酵条件で仕上げております。
設備/シート成型機
- 中種製法で一次発酵した特徴ある生地は、通常レギュラー商品を生産している包あん機では扱えません。2012年に導入の「シート成型機」を活用することで機械でも、生地を傷めずに丁寧に包む事が可能となりました。
井村屋 肉まん・あんまんについて
井村屋肉まん あんまんは1964年(昭和39年)アイスクリーム事業の冬シーズン販売対策として冷凍2個入り袋詰め(定価40円)で発売しました。当時の井村屋には、肉まん あんまんのノウハウはなく、井村二郎社長(当時)自らがかつて学んだパン作りの技術と菓子職人の技術を合わせて開発、味付けにも工夫をこらしました。
当時は大型冷蔵庫の普及率はまだ低く、家庭で蒸して食べる習慣はなかなか根付きませんでした。そこでスチーマーを使い店頭で売ることを始め、売り上げは順調に伸びました。
それまで、スチーマーでの販売には飲食店許可証が必要でしたが、食品行政へ働きかけ、また同業他社に呼び掛け「日本加温食品協会」を設立、手続きを簡素化することで一挙にビジネスチャンスが広がりました。
こうした経過を経て、スチーマーでの販売は市民権を獲得し、「井村屋 肉まん あんまん」は今年で発売50周年を迎えました。この間、1979年ピザ肉まん、1994年イカスミまん、1996年ビジネスまん、1998年プリンまん、2007年金豚まんなど300種類以上を販売。
売上は、倍々に増え、1967年には、アイスクリームの売上を抜き、1969年には20億円を越える売上となりました。(2013年度売上:102億円)
井村屋 肉まん・あんまんの誕生秘話
日本で中華まんじゅうが店頭で売り出されたのは、1927年が最初だとされています。
井村屋は、1964年、前年にスタートしたアイスクリームの流通経路を冬も活用できる商品として、肉まんあんまんをアイスクリームのショーケースでの販売しました。
他社との違いを出すために、中華あんではなく、小豆粒あんのあんまんと和テーストの醤油味の肉まんを作り、中華まんでなく、「日本独自のまんとう」としてスタートしました。
以前、松阪工場でパンを製造していましたので、そのパン技術が頼りでした。
最初の製造は、縦型ミキサーで生地をねって、生地を手で分割し、それを延ばして包餡、 醗酵箱で醗酵、蒸篭で蒸して出来上がり、そして放冷し袋詰め、全て手作業で行われました。 醗酵までは良いのですが、蒸篭で蒸し上げたら半分が上手く出来上がらず、改善の連続でした。それでも二人で1日あたり2,000個から2,500個を生産していました。
しかし、冷凍食品では売れないとの事で散々の初年度でした。
関東のあるメーカーが、この中華まんじゅうをスチーマーで加温して販売しているとの情報が入ってきました。また、井村屋の冷凍まんじゅうを購入した店の中には、袋から肉まん あんまんを取り出し、このスチーマーで売っているところもあったようです。そんな中、取引様からスチーマーの紹介があり、取引様の喫茶部で井村屋の肉まん あんまんを売りたいとの話がありました。そこで2台のスチーマーでテスト販売をしたところ、あんまんが飛ぶように売れました。当時のスチーマーは、石油コンロ式でした。
イメージキャラクター田畑智子さんについて
井村屋のイメージキャラクターとして、昨年4月より田畑智子さんを起用いたしております。
田畑さんは12歳でデビューし主演を務めた映画では新人賞を総なめにし、その後も数々の映画やTVドラマに出演するなど、その高い演技力には定評があります。一方、出身が京都ということから和の作法や振る舞い等もしっかり身につけられており、あずき商品を取り扱う井村屋の和のイメージや自然由来の原料のあずきが持つヘルシーなイメージを、田畑さんの自然体の演技でPRしていただいています。
報道関係各位からの問い合わせ先
井村屋グループ(株) 経営戦略部
担当:山根/尾崎/西方
TEL:059-234-2146