2019年 北海道あずき契約栽培農場日記

2019年の「あずき」は、平成に種を蒔いて令和に刈る。誠におめでたい豆になりました。
平成で記憶に新しいのは、ここ数年の北海道は前半が低温、中盤曇天、後半高温と、波乱に満ちた天候が続いていました。
今年は播種期の5月は低温が続くが雨は降らず、発芽遅れに生産者も気を揉んでいました。やっと発芽しても天候は変わらずの曇天続きの状態で、小さな「あずき」の苗を見ながら生産者から出るのはため息ばかりの頃でした。それが一変、8月からは暑い暑い日が続き、せっかく付けた一番花が暑さに耐えきれず落花してしまうほどでした。

これにより、今年の小豆は樹の下には莢(さや)が付きにくく、中段より上の莢(さや)が実になった物になりす。9月以降も圃場は花盛りで莢(さや)もいっぱい付いていましたが、霜の時期をまじかに控え、収穫できるのか?霜の影響を受けてしまうのか?の紙一重の綱渡りの状態でした。霜の被害は若干あったものの、何とか収穫には間に合い、この圃場日記からも見ていただけるように、生産者の笑顔とともに皆さまにお届けすることが出来ました。
皆さん待っていてくださいね、もう少しで令和「あずき」をお届けしますよ~。

吉田圃場

小島圃場

小林圃場

川上圃場

中原圃場

美濃圃場

野澤圃場

北海道あずき契約栽培農場日記